プログラミングをしているとHTMLに触れる機会はよくあります。そういったHTMLタグ(<b>など)の名前から英単語を覚えてみましょう。
記事の英語難易度は「初〜中級」です。
今回は表(テーブル)の行と列に関連するタグです。
<table>
そのまま「table」で、行と列から成る「表」(一覧表)や「テーブル」のことです。プログラミング必須英単語600+ではベーシック300に入っている単語です。一般英語としては「食卓」(テーブル)の意味もあります。
語源は「板」です。特に食卓は平らな板状になっているので、イメージしやすいでしょう。またタブレット端末を表す「tablet」も語源が同じです。タブレット端末も板状になっています。
<col>
colは「column」のことです。
columnは「列」や「カラム」という名詞です。ベーシック300の英単語です。表内の縦方向の並びを指します。
一般英語としては「柱」の意味があります。とりわけ石造りで装飾が施されているような円柱です。列も柱も縦方向に一直線に伸びている点が共通しているので、イメージしやすいかと思います。また新聞や雑誌の「コラム」も英語ではcolumnです。
<colgroup>
colgroupは「column group」のことです。上記のcolをまとめるのに使われます。
groupは「グループ」という名詞で、前提英単語100に入っています。
<tr>
trは「table row」のことです。
rowは「行」という名詞です。ベーシック300の英単語です。表内の横方向の並びを指します。
英和辞書でrowを引くと「列」という意味も載っています。これは人が並んだ列や映画館などの席の列を指します。ただし前述のcolumnも列であり、「列」という言葉ではどちらがどちらか分からなくなります。そのためプログラミングの文脈では「columnは列」、「rowは行」とはっきり区別しておいた方がよいでしょう。
具体例
上記のタグ(要素)は、具体的にはHTMLで次のように使います。黄色くハイライトしてある部分が今回取り上げたタグです。
<table>
<colgroup>
<col span="2" style="background-color: #88ffcc">
<col span="2" style="background-color: #cc88ff">
</colgroup>
<tr>
<td>東京</td>
<td>神奈川</td>
<td>大阪</td>
<td>京都</td>
</tr>
</table>
実際の表示はこのようになります。
東京 | 神奈川 | 大阪 | 京都 |
英単語まとめ
今回紹介した英単語をまとめます。プログラミング必須英単語600+での分類も記載しています。
- table【名詞】表、テーブル
- ベーシック300
- column【名詞】列、カラム
- ベーシック300
- 縦方向の並び
- group【名詞】グループ
- 前提英単語100
- row【名詞】行
- ベーシック300
- 横方向の並び
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