プログラミング関連のドキュメントで頻出する英語表現を紹介します。とりわけAPIリファレンスやマニュアルでよく用いられる表現を取り上げます。
今回は「day of the month」や「weekday」など「日」に関連する表現を紹介します。
日付
4月12日などの日付を表す場合は「date」や「day of the month」が用いられます。例:
- The date is expressed in ISO 8601 format (YYYY-MM-DD).
- 日付はISO 8601形式(YYYY-MM-DD)で表現されます。
- ※ YYYYは4桁の数字で年、MMは2桁の数字で月、DDは2桁の数字で日のこと。
- Returns the day of the month (1 through 31).
- その月の日付を返す(1〜31)。
曜日
曜日は「day」のみで表されることも多いですが、文脈によってdayは日付を指すこともあります。プログラミング関連では曖昧さを排除するために「day of the week」と明示的に書かれるケースが目立ちます。例:
- Returns an integer representing the day of the week (1 is Sunday and 7 is Saturday).
- 曜日を表す整数を返す(1が日曜日、7が土曜日)。
またプログラミング英語では「weekday」で曜日を示すこともあります。一般英語でweekdayは土日以外の「平日」の意味であり、通常の辞書にはこちらしか掲載されていない注意してください。
- Returns a short weekday string (Sun, Mon, etc.).
- 短い曜日の文字列を返す(Sun、Monなど)。
その他
平日と週末
前述のように、一般英語でweekdayは土日以外の「平日」の意味になります。休みではないというニュアンスで「平日」や「営業日」を指す表現もたまに出てきます。「working day」や「business day」です。例:
- Please contact us if your app has not been reviewed within 10 business days.
- アプリが10営業日以内にレビューされなかったら、ご連絡ください。
エポック日
まれですが、「epoch day」というプログラミングに独特の日が出てくることがあります。エポック日(エポック時間)のことで、1970年1月1日を指します。例:
- Converts the given date to an epoch day.
- 与えられた日付をエポック日に変換します。
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