頻出英語表現(21):大きさ

プログラミング関連のドキュメントで頻出する英語表現を紹介します。とりわけAPIリファレンスやマニュアルでよく用いられる表現を取り上げます。

記事の英語難易度は「初級〜中級」です。


今回は大きさに関連する表現です。

size

まず大きさそのものを表す際によく使われるのがsizeという名詞です。

sizeは「大きさ」の意味で、プログラミング必須英単語600+の前提英単語100に入っています。

例:

  • Returns the size of the file in bytes.
    • 訳:ファイルの大きさをバイト単位で返す。
    • inは単位を示す際に使われる前置詞。他に例えば「in microseconds」で「マイクロ秒単位で」

ちなみにsizeには「resize」という関連語があります。「サイズ変更する」という動詞で、アドバンスト300の英単語です。

他に大きさを表す語

出現頻度が多いのはsizeですが、他にも類義語を目にすることがあります。次に紹介するdimensionやcapacityです。

dimension

dimensionは「大きさ」、「寸法」、「次元」という意味の名詞です。大きさや寸法の場合、高さや幅などの空間的な大きさを指します。

例:

  • Sets the dimensions for photos.
    • 訳:写真の寸法を設定。

capacity

capacityは「容量」という名詞で、ベーシック300の英単語です。何かがどれくらい入るかという意味での大きさです。

例:

  • Returns the current capacity of storage.
    • 訳:ストレージの現在の容量を返す。
    • storageはアドバンスト300の名詞

height

大きさでも「高さ」を表すのがheightです。名詞で、ベーシック300に入っています。なお形容詞は「high」(高い)です。

例:

  • h – The height of the rectangle.
    • 訳:h – 長方形の高さ。
    • rectangleは「長方形」という名詞

depth

さらに、「深さ」や「奥行き」がdepthという名詞です。depthの形容詞は「deep」(深い)です。

例:

  • Returns the depth of this tree.
    • 訳:このツリーの深さを返す。

width

また、「幅」を表すのはwidthという名詞で、ベーシック300に入っています。形容詞は「wide」(幅広い)です。

例:

  • Retrieves the width of the window in pixels. 
    • 訳:ウィンドウの幅をピクセル単位で取得。
    • retrieveは「取得する」という動詞で、アドバンスト300

length

lengthは「長さ」という意味の名詞です。ベーシック300の英単語です。形容詞は「long」(長い)です。

例:

  • Returns the length of the animation in milliseconds.
    • 訳:アニメーションの長さをミリ秒単位で返す。

上記例文では時間的な長さを表していましたが、配列や文字列の大きさ(長さ)にもlengthが用いられることがあります。

頭文字のみが使われることも

APIリファレンスで、たまにメソッドなどのパラメーターが単語の頭文字で書かれることがあります。例えば以下の画像にあるような「w」や「h」です。

「w」はwidth、「h」はheightです。ほかに「l」(length)も略されることがあるので、この辺りの頭文字と単語の対応は覚えておきたいところです。


[筆者紹介]

西野 竜太郎

Ryutaro Nishino

翻訳者/ソフトウェア開発者

訳書に「血と汗とピクセル」、「リセットを押せ」、著書に「アプリケーションをつくる英語」(第4回ブクログ大賞)、「ITエンジニアのための英語リーディング」、「ソフトウェア・グローバリゼーション入門」、「アプリ翻訳実践入門」など。
産業技術大学院大学修了(情報システム学修士)、東京工業大学大学院博士課程単位取得(専門は言語学)。TOEIC 985点。
東京通信大学外部講師。

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