プログラミングをしていて必ず目にするのが予約語やキーワードです。そういった予約語やキーワードから英単語を覚えてみましょう。記事の英語難易度は「初〜中級」です。
今回はTから始まる英単語です。
throw
throwは「スローする、投げる」という動詞です。プログラミング必須英単語600+のベーシック300に入っています。
スローとは、例外などを発生させることを指します。プログラミング言語によっては、後述の「try」などと組み合わせて用いられることがあります。
下記PHPのサンプルでは、年齢がマイナスの場合に例外がスロー(黄色ハイライト部分)され、それを受け取るとエラーメッセージが表示されます。
サンプル(PHP)
<?php
$age = -5;
try {
if ($age < 0) {
throw new Exception("年齢にマイナスの値は入力できません。");
}
echo "年齢は $age 歳です。\n";
} catch (Exception $e) {
echo "エラー: " . $e->getMessage() . "\n";
} finally {
echo "年齢チェック処理を終了しました。";
}
使うプログラミング言語の例
C#、Java、JavaScript、PHP
true
trueは「正しい、真の」という形容詞です。プログラミング必須英単語600+で、前提英単語100に入っています。
反意語はfalseで、「誤りの、偽の」という意味です。こちらも前提英単語100に入っています。trueとfalseは論理値(ブール値)で、2つセットで覚えておきましょう。なお、この2つに関連する言葉にboolean(またはBoolean)があります。「ブール(値)の」という意味で、ベーシック300の英単語です。
下記のJavaScriptのサンプルでは、isLoggedInというログイン状態を示す変数に「true」が入っていると、「ログインしています」というメッセージがログに表示されます。
サンプル(JavaScript)
let isLoggedIn = true;
if (isLoggedIn) {
console.log("ログインしています");
}
使うプログラミング言語の例
C#、JavaScript、PHP、Python(「True」で)、Ruby
try
tryは「試す」という動詞です。
いくつかのプログラミング言語では、ある範囲内にエラーなどがないかを“試す”際に用いられます。前述のように、tryはthrowと一緒に用いられることもあります。また、スローされた例外は「catch」で受け取ります。さらに「finally」で最後に必ず実行する処理を書くこともあります。try、throw、catch、finallyはエラー処理で用いられるので、まとめて覚えておきたいところです(なおPython言語ではthrowではなくraise、catchではなくexcept)。
サンプルは上記のthrowのものを再掲します。try、catch、finallyがピンク色でハイライトされています。
サンプル(PHP)
<?php
$age = -5;
try {
if ($age < 0) {
throw new Exception("年齢にマイナスの値は入力できません。");
}
echo "年齢は $age 歳です。\n";
} catch (Exception $e) {
echo "エラー: " . $e->getMessage() . "\n";
} finally {
echo "年齢チェック処理を終了しました。";
}
使うプログラミング言語の例
C#、Java、JavaScript、PHP、Python
英単語まとめ
- throw【動詞】スローする、投げる
- ベーシック300
- true【形容詞】正しい、真の
- 前提英単語100
- 反意語はfalseで「誤りの、偽の」。同じく前提英単語100
- try【動詞】試す
- try、throw、catch、finallyはエラー処理で用いられる
[筆者紹介]
西野 竜太郎
Ryutaro Nishino
翻訳者/情報技術者
著書に『アプリケーションをつくる英語』(第4回ブクログ大賞)、『ITエンジニアのための英語ライティング』、『ITエンジニアのための英語リーディング』、『ソフトウェア・グローバリゼーション入門』など。
産業技術大学院大学修了(情報システム学修士)、東京工業大学大学院博士課程単位取得(専門は言語学)。TOEIC 985点。
東京通信大学外部講師。
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